おい、俺が本当の流星ワゴンを教えてやる

流星ワゴン便利なのはコレ

５月５日●福山●鉄板屋　田吾●
広島県福山市三之丸町2-6２‐６

０８４‐９２２‐５４２５

府中焼６８０円＋生ビール中５２０円＝１２００円

亀嵩からの列車は３０分近く遅れていたが、
終点の備後落合では、接続する三次ゆきが待っていてくれた。

これに乗り、三次・府中と乗り継いで、
最終列車で福山に着いた。

この日はそのままビジネスホテルに泊まり、
翌日午前に、鞆の浦に行った。

昨年放送されていたドラマ“流星ワゴン”の
舞台となった観光地で、
それ以前から、一度行ってみたいと思っていた。

福山駅からは路線バスで３０分くらいで、
イメージした通りの美しい港町だった。

ドラマで映されたお馴染みの光景は残っていて、
他の観光客たちも感慨深げの様子。

地元では、これから封切りになる玉置宏の、
映画が撮り終わったばかりらしく、
そちらのテンションの方が高かった。


鞆の浦での食事は港町の魚系の定食ものをイメージしていたが、
“女子”が好きっぽいカフェみたいな店が数軒あるのみだった。

“流星ワゴン”の千住 明のＢＧＭをイメージして、
酒を呑みつつ肴を賞味したかったが、
その方面としては期待できなかった。

もうすぐランチタイムになるところなので、
福山駅前に戻って、鞆の浦ではなく、
福山のグルメを賞味することにした。

東京では味わえないものを…と思っていると、
広島焼・府中焼を謳う、こちらのお店を見つけた。

府中は昨夜通り過ぎた町で、
すでに１０時を過ぎていたので、
駅の周辺ではファミマしかやっていなかった。

府中焼とは、豚バラ肉の代わりに挽肉を使ったお好み焼きらしい。

せっかくなので、これを賞味することにした。

中生とともにオーダーしたら、
すぐにジョッキが用意された。

喉を潤していると席の目の前で、
府中焼が用意され、しばらくすると、
食べ頃になったらしく、お店の兄ちゃんは、さあどうぞと合図してくれた。

たっぷりの青海苔が振られ、紅生姜、
塗られたソースの下には焼けた生地、焦げた麺が見える。

コテを使って口にするのが、広島流。

カリカリの麺、しんなりしたキャベツ、
甘めのソースはくどくなく、美味しかった。

これらの中に地味に、挽肉の粒々が主張してくる。

思ったよりも、楽しめた。

もう一枚、何か食べたいところだったが、
ご当地ラーメンも食べたいところ。

職場への土産物を探しつつ、胃袋を小休止させることにした。

参考までに、お好み焼きのメニュー。

お好み焼き
肉玉そば７８０円
ズリ玉そば８３０円
イカ玉そば７３０円
エビ玉そば７３０円
ミックスそば９８０円
府中焼６８０円

焼きそば・焼きうどん
肉５２０円
ズリ６２０円
イカ６２０円
エビ６２０円
ミックス７２０円
味噌焼きうどん６８０円
ホルモン入り焼きうどん７５０円

鉄板焼
ホルモンの鉄板焼６５０円
砂ずりの鉄板焼５５０円
ミノの鉄板焼６５０円
ハラミの鉄板焼６５０円
トーフの鉄板焼５２０円
若鶏の鉄板焼６５０円
ネギ焼５５０円
玉子焼３６０円
チーズ入り玉子焼４７０円
明太子の玉子焼４７０円…

ズリとは鶏の砂肝、と説明書きがあった。

ご当地グルメは、奥が深い。

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皆さんには『流星ワゴン』を見て頂き好評を頂いたようで安心しました。